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お知らせ
TOPICSあっという間にSeptember…
すいません、遅れました…
先日、医師会の会報で依頼された原稿が「アングリー」というテーマで、
世の中に対して怒っている事などを…という内容でしたのでこちらにも!
先に言います。今回長いです。
【小児の付き添い入院を考える】
長女が出生直後、心臓の手術をうけたことに関連して、およそ半年間付き添い入院を経験しました。
小児(乳幼児)という性質、施設にける人材確保の観点等、様々な理由があるでしょうが…
これが非常にハードであると同時に、
入院、周術期管理を行っていた消化器外科医としても勉強になるものでした。
当時、仕事を終え片道1時間の病院での付き添い、兄弟の送り迎え等、妻と交代で行ってきましたが、
肉体的なハードさはもちろん、出生直後の病状を受け入れる間もなく、
付き添いの生活に突入し、精神的には落ち着くタイミングもなかったというのが正直なところです。
時の職場には時間のやりくりが不安定な中、
付き添いを可能にしていただき、感謝しかなかったですが、
もちろん心臓の手術を含め治療していただいた医療従事者の方々には本当に感謝しかありません。
しかしながら…
実際の付き添い入院生活は、(注:施設間の差があるかもしれません)
・ 付き添い者は、大人一人入りきれないソファベッドのみ
・トイレ、シャワーは薄いすりガラス越し
夜間でも看護師含めかなりの頻度で入室される
・オムツは毎度別室に行き計測して処分(排便、尿含めチェックのため別途記載指示あり)
・ 食事、ミルク量も毎度別途記載(元来の食生活や栄養状態なんて、正直把握していようがなかろうが)
もちろん、主役は患者である娘本人だし、
入院業務の効率化や安定化のために、
ある程度ルーチン化することも必要であることは、同業者として理解できますが、
これだと付き添い者は、(自由にとは言わないまでも)
食事、トイレ、睡眠をとる権利が損なわれているように思います。
患者背景(仕事、距離、家族関係)が変わると、
付き添いの環境はさらに変わってくると思いますが、
ただでさえ病状を受け入れるのに精神的に必死な状況で、
我が子の治療のためと受け入れるしかない付き添い入院に苦労している患者家族は多いのではないでしょうか。転職を強いられる同じ境遇のパパ友さんもちらほら見かけます。
何か少しでも改善できる部分がないかと入院の都度思うのですが、
結局自分の無力さだけ痛感し退院するのでした…

おっと、またちょっと堅苦しい内容に…
失礼しました!